奴隷の街

劇場公開日:

解説

NHKの連続放送劇「新しい道」より、「袴だれ保輔」の八住利雄が脚本を書き、「江の島悲歌」の小石栄一が監督し、同じく姫田真佐久が撮影に当っている。配役は、「お遊さま」の堀雄二、「牝犬」の久我美子、「黄門と弥次喜多 からす組異変」の星美千子などに、瀧花久子、花布辰男、田中春男、浦辺粂子、植村謙二郎、千石規子、沢村貞子などが助演している。

1951年製作/83分/日本
配給:大映
劇場公開日:1951年8月24日

ストーリー

大東新報の町田洋介は、街で拾ったトシ坊という子から、その姉のとよが立川太一という男にだまされて特殊飲食街の私娼に売られたことを聞いて、初めてこの街へ足を踏み入れ、最初に会った女が通称よし枝、実は婦人記者の川部道子で、彼女から色々と実相をきき、とよが「琴川」に居ることを知った。トシ坊は単身「琴川」へ出かけて行って白い骨箱を渡されて来た。とよが死んだというのであったが、実は手当もされず悪質の病気で死んだおくにの骨だった。洋介と同僚松井は毎日喫茶店にがんばって、とよの姿を見つけ連れ去ろうとしたが、用心棒のために阻まれた。街の女に化けて、再び探訪にもぐり込もうとした道子も見破られ、檻禁されてしまった。トシ坊は洋介たちと姉の救出に出かけ、おとよを連れ出したが、土地のやくざ者に包囲されあぶなくなったときに、ようやく松井の案内で武装警官隊がかけつけて、無事にとよや道子を助け出し、特飲街は粛正された。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る