悪魔と拳銃
劇場公開日:1959年1月22日
解説
実在した犯罪を、オール・ロケで再現しようというドキュメント風な犯罪映画。脚本・西沢治、監督・高見貞衛、撮影・花沢義之。森山周一郎・武藤英司・近衛敏明などが出演している。
1959年製作/46分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1959年1月22日
ストーリー
銀座に近い真夜中の空地で、一人の男が箱を埋めていた。と、銃声が聞え、隣の事務所の二階から人が落下した。間もなく、鉄ハシゴを降りて来る男は左肩下りの後姿を残して消えた--。殺された村瀬に三十万円払った安藤にはアリバイがあった。だが、この二人が取引していたレストランには、矢田という男がいたのを誰も知らない。矢田の事務所に、梶という男がやって来た。矢田の金庫からコルトを盗み出した野郎を探し出してやるという。箱を埋めていた男、すなわち矢田の金庫からコルトを盗み出した三木が捕えられた。危険を感じた矢田は、梶の手配したモーターボートで、東京湾の孤島へと向った。二人が、上陸すると、左肩を下げた男・下条が現われ、梶に向って一発ぶっ放した。「野郎はサツの犬だぞ」と叫んだ。それを聞いた矢田が、梶にぶつかっていった。そこへ、あらかじめ梶から知らせを受けていた警官隊が、いちはやく駈けつけ矢田と下条を捕縛した。
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スタッフ・キャスト
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