「浪花節だよ~ん。」炎上 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
浪花節だよ~ん。
クリックして本文を読む
当該犯罪が第三者による偏見や差別から生じたと肯定している。正に浪花節になっている。また、女性の男に対する愛情表現も古い概念で語られ、軽薄な女性として描かれている。
悪い友人と偽善者の住職に挟まれ、自分を見失った障害者の犯罪としている。所謂、判官贔屓と言う概念で、
以後、こう言った映画が現在まで伝統の如く残っている。
忠臣蔵の『田舎侍!』と同じ。
『俺のする事は一つしかない、誰もそれを分かってくれない』と演出家は主人公に嘆かせる。しかし、この演出家自身が『分かっていない』と感じる。
アレ!?誰も『金閣寺』って言っていないね。でも、『金閣寺』だよね?
だから、『金閣寺』を知りたくば
やはり、原作を読もう!
この映画で三島文学を語るなかれ。原作には遠くおよばぬばかりか、伝統の古い概念に縛られた浪花節。
彼は自殺なんかしていない。原作でなくとも『生きようと思った』と語るハズだ。そうでなければ、新しく建て替えられた金閣寺は世界遺産になれる訳がない。
コメントする