少年三国志(二部作)

劇場公開日

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解説

小学生毎日連載の徳永天兵の原作を、松村昌治と内出好吉が脚色、「素っ飛び笠」の内出好吉が監督、同じく「素っ飛び笠」の藤井晴実が撮影した時代劇。北大路欣也が主演するほか、伏見扇太郎、里見浩太郎、南郷京之介、花園ひろみの青春スターに、三浦光子、月形龍之介らのベテランが加わる。二部作。

1958年製作/日本

ストーリー

◇第一部--戦国時代。安芸の毛利氏は出雲の尼子氏を亡中国征覇をとげた。尼子家の当主晴久を討ち、更に八丈ケ原で、その血統尼子孫四郎、照姫らの命を絶とうとした。そのとき、尼子の臣山中鹿之介の一党が駈けつけ、孫四郎らを救い出した。彼らは山名領内の山奥、尼子の残党のひそむ秘境--桃畑村へ向った。毛利の当主曹左衛門は彼らに追手をさしむけた。桃畑村の手前で、彼らは山賊雲霧猪右衛門の山岳党に襲われた。鹿之介の首には賞金がかかっていたのだ。山岳党の副首領関羽大蔵は毛利家に滅された大内家の遺臣だ。彼は鹿之介に助太刀し、猪右衛門を倒した。鹿之介らの目的を知って、力を借そうと思ったのだ。大蔵は弟分の海賊戸張飛太郎も連れてくる。石津岬に、毛利曹左衛門らの軍勢が待ち構えていた。--追いつめられた孫四郎と照姫は海へ落ちた。鹿之介らも後を追う。--彼らは海賊船海竜丸に救われた。桃畑村。鹿之介の母梅乃の前で、鹿之介、大蔵、飛太郎は義兄弟の誓いをした。村娘お光は鹿之助を愛していたが、照姫に嫉妬するあまり、鹿之介らの留守の間に、毛利方を導き入れた。梅乃はその刃に倒れた。が、鹿之介は、悲しみに負けず、立ち上ろうとした。◇第二部《憂きことのなおこの上に積れかし、限りある身の力ためさん……》彼は三日月に誓った。再び、毛利勢が桃畑村へ押し入って来た。小勢の尼子方は押され、孫四郎らは飛太郎に連れられ海路を落ちのび、鹿之介と大蔵らは陸路をとり、苦難の旅へ出た。打倒毛利の後楯に、どこか雄藩をたよろうというのだ。が、行く先先の国国は毛利を恐れ、いずれも援助の手をさしのべようとしなかった。鹿之介らは途中、豪傑稲葉熊之助や忍者鳴山猿之助らと知り合う。京都。孫四郎らは東福寺にかくまわれた。飛太郎や鹿之介らは偶然、暴漢から錦小路光朝の娘光姫を救った。姫の口添えで、彼らは光朝公の援助をうけることになった。また織田信長とも手を握った。鹿之介は比叡山の奥に軍学者諸明源太兵衛を訪ね、彼の出馬を乞う。--時がめぐって来た。鹿之介は孫四郎、照姫を擁して織田軍の先鋒を承り、鳥取に上陸した。毛利勢を追って、かつての尼子氏の居城月山城へ向ったのである。

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