乱撃の七番街

劇場公開日:

解説

「警視庁物語 夜の野獣」の長谷川公之の脚本により、「爆音と大地」の関川秀雄が監督、「警視庁物語 夜の野獣」の福島宏が撮影した犯罪もの。主演は「多羅尾伴内 十三の魔王」の波島進、進藤英太郎、中村雅子、「娘十八御意見無用」の堀雄二、「どたんば」の岡田英次。ほかに加藤嘉、故里やよい、多々良純、神田隆、外野村晋などが助演している。

1958年製作/73分/日本
原題:Gunfight on 7th Street
劇場公開日:1958年1月22日

ストーリー

鋳物工場の火事跡から工場主の射殺死体が発見され、中田主任指揮の捜査班は、早速活動を開始した。ナイトクラブ・インターナショナルの灰皿とバッジの鋳型を手掛りとして……。宮川刑事はこのバッジを利用、地下の国際賭博場を探り当て、そこで、宮川は戦友の坂巻に邂逅した。気まずく彼の前を去る坂巻を追った宮川は、彼の一味のふくろだたきに会い、警察手帖と拳銃を奪われてしまった。深い責任感から、言いそびれた宮川は坂巻の釈放を条件に警察手帖を返してもらった。しかし拳銃を返してもらわなければ……。その拳銃が兇行に使われてはとバッジを渡しても拳銃を取り返そうとしたが、皆に疑われていた宮川はバッジを手に入れることが出来ない。そこで鋳型からバッジを作って不思議な女リカに案内されて一味のアジトに向った。しかし、バッジがニセ物であることを見破られ、あわやという時、坂巻が彼を逃がそうとした。いつしか宮川を恋していたリカもこれに力を貸そうとした。しかし、このことはボスの黒磯にさとられてしまった。坂巻を殺せ--こう言って黒磯から拳銃を渡された宮川は、とっさの機転で坂巻を救った。一方リカをつれてフルスピードで逃げた黒磯は運転をあやまって死んだ。お前だけは縛りたくない--という宮川の前に坂巻が手をさしのべた。いまや宮川に対する疑いは晴れ、中田に出された辞表は、宮川の許婚、中田の娘みえ子の手で破られたのだった。

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