亡命記のレビュー・感想・評価

日本に留学生として留学中、看護婦と結婚した中国人の男性。中国に二人で帰国後、政府の宣伝部として働くが、敗戦とともに逆に政府に追われる身となる。そして夫婦離れ離れに日本に亡命。約束の6時の神戸駅で、二人は再会できるのか・・・⁉️幸福な結婚生活から一転、逃亡、そして戦後の日本での貧しい生活‼️なんとか再会は出来た二人だったが、苦しい生活は続いていく、という王道の戦後の苦難のドラマ‼️それなりに見応えはあるのですが、野村芳太郎監督の演出は起伏に乏しく、妻がそれとなく病を患い、亡くなって悲劇となるのかと思いきや、そうでもなく、ラスト、夫の帰りを駅で待つ妻と娘も何か起きそうな雰囲気を醸しつつ、何も起きずハッピーエンドみたいな‼️いろんな感情が肩透かしを喰う映画ですね‼️