劇場公開日 1952年8月7日

二つの処女線のレビュー・感想・評価

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4.0先日逝去された久我美子さんを偲んで・・・‼️

2024年6月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

石原裕次郎が主演した名作「陽のあたる坂道」もそうですが、往年の日本映画には異母兄弟を描いた秀作が多い‼️この作品は愛人の子である弟と場末のダンサーのロマンスを中心に据えたメロドラマ‼️結婚間近の兄がホステスとの関係のもつれから、ホステスの知り合いであるヤクザを誤って殺し、弟は兄をかばって罪をかぶり、釈放後に大阪でダンサーの恋人と結婚、しかし兄が強盗に殺され、弟は変わって跡継ぎとなるが、堅物の父はダンサーとの結婚を許さず、兄の許婚と結婚させようとし、優しい義母は弟に理解を示し、ダンサーの妻は妊娠を隠して身を引こうとし、実母は何とか息子夫婦を助けようとする・・・‼️そんな複雑に入り組んだドラマを見事にさばいて久松静児監督が見応えある秀作に仕上げてくれてます‼️

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