「星輝美」少女妻 恐るべき十六才 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
星輝美
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少女たちには皆ヒモがついていて、それをヤクザの幹部が監視している。五郎(鳴門洋二)はまだ下っ端だったが、組織の集金以外にこっそり恐喝して、同じくユスリを働いたユキと意気投合して遊園地に遊びに行く。ダッコちゃん人形を欲しがるところなんて普通の少女と変わりない・・・が、立ちんぼしてスケベオヤジどもに春を売る。
ある日、人事異動があった。長く一緒にいると情がうつるという理由で少女たちのヒモが一斉に変更。ユキには幹部の井崎(御木本伸介)が付くことになった。お互い好きになり始めたユキと五郎だったが、殺し屋三宅(天知茂)や井崎の目が厳しくなかなか逃げられない。そんなとき助け舟を出してくれたのが、組織の外で一人売春する銀子(小畑)だった。銀子のかつての恋人黒木(宇津井健)が堅気となって働く河口湖へと向かわせたが、三宅が彼らを尾行していたのだ。そして銀子は井崎によって殺される・・・
河口湖では黒木を殺そうとした井崎が、黒木に過去助けられた経緯のある三宅に殺され、三宅と黒木が拳銃で決闘することになった。10歩歩いたら振り返って撃つ。なんと古風な決闘!結果、三宅は死んで、黒木は自首する決意を伝え、ユキと五郎の前から姿を消す。終。
なんと、凄いストーリー。裏社会を描くことが得意な新東宝作品らしく、あどけない少女たちが平気で売春するというショッキングな内容と、体の関係のない青年との純愛を貫こうとする中盤までのストーリーが、終盤にはいつの間にか宇津井健のドラマに変わっていた。全体のストーリー・バランスを全然考えないで順撮りしたような出来上がり。
とにかく星輝美が可愛い!!これにつきます。おっぱいは見えません。
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