劇場公開日 1960年1月14日

女経のレビュー・感想・評価

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4.0若尾文子可愛くて悶絶。

2022年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

どの話も女のずるさと可愛さを
描いたものとお見受けするが、
特に増村監督作の若尾文子が可愛くて悶絶。
しかもこの話のラストもいじらしくて泣ける。
若尾文子推しになっちゃいそう。

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胃袋

3.0コロナ禍でNetflix、Amazonプライム観まくりの日々、その...

2020年8月6日
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コロナ禍でNetflix、Amazonプライム観まくりの日々、その中でも大映映画にハマってる。

この映画は3人の監督と3人の女優で楽しめる。

また、感想は後で書きたい。

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KoN

4.5酒飲んどるだろうが。

2020年6月3日
PCから投稿

参りました・・・と言うぐらい面白かった。私が今までに見たオムニバスの中で一番良い。一つ一つの物語それぞれにウィットとキレがあった。そして女のがめつさや儚さのようなものが出ていて。 もしも一つ一つのエピソードを単独で見てそれで終わりだったとしたら、もしかしたら消化不良、あるいはゲテモノだと感じたかもしんない。しかしそこがオムニバスの面白いところで。三つ続けてみると相乗効果がとても大きく、すごい掘り出し物を見たという気持ちに打たれた。
原作の 村松梢風というのは私は初めて聞いたが少し読んでみたくなった。この映画の成功したポイントは何と言っても原作者の数ある作品の中から映画化に適した、この小説をうまく選び出した点だと思う。脚本家に拍手を送りたい。
演出としては市川崑の市川崑らしさが抑えられていて、ある程度、他の監督との演出の統一性を出すために打ち合わせをしたんじゃないかと思う。
第1話の若尾文子は今まで私が見てきた若尾文子の中で一番エロ美しかった。
第2話の妖艶な部分と現実な部分の落差が何とも言えず面白かった。
第3話の京マチ子(当時36歳)の年増のエロさがなんとも言えず萌えだった。彼女の持っている「格の違ういい女」というオーラがそこはかとなくグッときた。このエピソードのラストシーンなんかはとても宮川一夫チックな撮影だったように思う。やわらかで麗しい映像だった。

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タンバラライ

2.5女優を見る三編

2020年5月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

じょきょう。60年大映。三編オムニバス映画。
①耳を噛みたがる女・監督増村保造
男を手玉に取るのが上手いホステス若尾文子。だが本当に好きな人があり…。また若き川口浩と共演しとる。快調な一遍。

②物を高く売りつける女・監督市川崑
失踪中の作家の船越英二が海岸で謎めいた女に会う。ホラーめいた展開、かと思わせて…。美しくも怖い山本富士子。

③恋を忘れていた女・監督吉村公三郎
京都を舞台にやり手の京マチ子が切り盛り。京都弁が恐く響く。こういう京マチ子には到底敵わぬ感。だがラストはいい感じに。ちょっと唐突に過ぎる気はしたけど。

好みは①の増村作品でした。

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散歩男

3.5☆☆☆★★★ 第1話 「耳を噛みたがる女」 ☆☆☆★★ 監督 増村...

2018年2月3日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★

第1話 「耳を噛みたがる女」 ☆☆☆★★
監督 増村保造 主演 若尾文子

増村=若尾の黄金コンビによる安定の面白さ。
男を踏み台にしようとする若尾の手練手管のしたたかさよ。

第2話 「物を高く売りつける女」☆☆☆★★★
監督 市川崑 主演 山本富士子

3っの話の中では1番の意欲作と言える。
冒頭からゾクゾクとさせる山本富士子の色っぽさが凄い。そしてこの市川演出を堪能する喜び。
だがしかし…後半は著しく失速してしまったのがちょっと残念でした。

第3話 「恋を忘れていた女」☆☆☆★★★
監督 吉村公三郎 主演 京マチ子

京マチ子が喋る生きた京言葉の一つ一つが心地良い。(寧ろ関西弁と言うべきか?関東人にはその違いが今ひとつ分からないところ。)

彼女が行く先々で出会う人達との交流等から。昔は美人芸者として先斗町を闊歩していたであろう事が、台詞の端々から伺える。
その話し振りや頭の切り替えの早さで、周りに対する気配りの的確さも伝わって来る。

彼女が昔を思い出し、根上淳との若い日々を再び…と感じる話自体は。オムニバス形式の短編だけに、今ひとつなのですが。
流石にメロドラマの巨匠吉村公三郎関東だけ有り、ワンシーンワンシーンの画面構成が、実にガッシリと作られています。これにはエンドクレジットの順列から、多分撮影監督が名カメラマン宮川一夫さんではないか?と思えるのですが。

ワンシーンだけ出演の中村鴈治郎と京マチ子の台詞のやり取りに笑う。
たったワンシーンのみで画面をさらう中村鴈治郎おそるべし(´⊙ω⊙`)

エンドクレジットのアニメーションが素晴らしく。ヤマハはその昔《山葉》で在った事を知る。

2018年2月3日 新・文芸坐

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松井の天井直撃ホームラン