わが愛を星に祈りて

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解説

佐伯浩子の原作を「青いくちづけ」の池田一朗が脚色、「六人の女を殺した男」の島耕二が監督した青春もの。撮影は「復讐の切り札」の渡辺徹。

1966年製作/84分/日本
配給:大映

ストーリー

佐伯浩子は、雪国のある高校の二年生だ。ある日浩子のクラスに、浅川勝已という生徒が、静岡から転校してきた。やがて、勝已は運動における万能選手ぶりと、底抜けの明るさで、クラスの人気者になった。浩子も、そんな勝已の天真爛漫さに表面では反発しながらも、次第に勝已に魅かれていった。だが、そのころから、浩子の身体は病気にむしばれ、次第に痩せ細っていった。近くの医者はその病名をつきとめることができず、浩子は札幌の大学病院で精密検査をうけた。病気は脊椎カリエスであった。浩子の父昌治も、兄友夫も、これを院長から聞き、浩子に打明ける勇気のないままに、家に帰った。が、ある日、浩子は家人の話を立聞して、自分が、寝たきりの療養生活を続けねばならない脊椎カリエスであることを知った。それからというもの、悲しみをおしかくして、浩子の行動はことさら乱暴になった。数日後浩子たちの担任の島木先生が辞めるために、送別会がひらかれた。浩子は無理をおして、出席し、島木先生のために、明るく歌い“おてもやん”を踊ったりした。--むろん、それは、もう会えなくなるかも知れない勝已のためにでもあった。やがて勝已が転校してから一年半の月日が流れ、受験シーズンがやって来た。勝已は護友の北村と共に東京の城南大学に入学した。それから数白、勝已のもとに、浩子から、身体が回復したという手紙が届いた。勝已は北村と共に喜び合い、仲間と歌い踊り浩子の健康の回復を祝福した。が、その時、突然電報が舞いこみ、浩子の死が知らされた。残された浩子の日記には、迫りくる死との戦いと、勝已への愛がぎっしりと書きつらねてあった。東京からかけつけた勝已はいたたまれず、いつか浩子と滑った白銀のスロープにとびだした。浩子との楽しかった想い出を、そして今は悲しみに変ってしまった想い出を絶ち切るかのようにスロープを滑り下るのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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