柔施風・怒涛の対決

劇場公開日:

解説

富田常雄の原作を「暴力の港 虎と狼」の本山大生と松村楢宏が共同で脚色、「続・柔旋風 四天王誕生」の西山正輝が監督した柔道もの。撮影は本多省三。

1965年製作/87分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1965年12月18日

ストーリー

富士山麓石割村で、“山嵐”なる新しい技を修めた三四郎は、村娘ゆりの思慕をふりきって、紘道館へ帰って来た。紘道館四天王の勢揃いだ。数日後、三四郎と師匠矢野正五郎は、起倒流一味に襲われたが、三四郎は鮮烈な技で一味を難なく撃退し、起倒流から恨みを買うことになった。“日本伝紘道館柔道場”の看板のかかった光禅寺では、気合のこもった、活気がみなぎっていた。檀義麿、戸田雄次郎、津崎公平の門弟は、三四郎の山嵐の技の前に、驚嘆の色を示した。だが矢野正五郎は、三四郎に「山嵐は一つ間違えば殺人技だ」とさとした。帰京後の三四郎は、足腰の修業のため車ひきに精を出した。そんなある日、車をひく三四郎に、美貌の令嬢岡倉香が声をかけた。香はかつて、三四郎に助けられた身であった。だが香の父、警視庁武術世話係岡倉清民の関係から、香は父の配下起倒流後継者緋紋第三郎に結婚を迫られていた。岡倉は香の三四郎への思慕を知りながら、柔術界の大同団結のため、紘道館柔道の門弟三四郎との結婚を許すわけにはいかなかった。だが香は三四郎の面影を忘れえず、涙にくれるのだった。その頃、石割村のとねは、三四郎を慕う妹ゆりをつれて、三四郎を訪ねて上京していたが、かつてとねと関係のあった緋紋第三郎は、姉妹にことごとくつらくあたった。第三郎には、香と結婚し、紘道館派を叩きのめして、柔術界の大同団結は計るという野心に燃えているのだ。香の心変りの原因が三四郎と知った第三郎は、三四郎に対決を迫った。紘道館の山嵐か起倒流の逆手つむじか、冷気みなぎる中、一瞬、三四郎の山嵐が第三郎の逆手つむじを制した。三四郎の顔に静かな笑みがうかんだ。

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