「舞台版として、今風にアレンジしてもいけそうな話。」こんにちは赤ちゃん(1964 井田探) 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台版として、今風にアレンジしてもいけそうな話。
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ご存知大ヒット歌謡曲をモチーフにした、ドタバタ大騒動。
2週間の休暇が24時間に短縮させられる船乗り達。
吉永小百合は船長の娘で、小さなテレビ局のアナウンサー。彼ら船乗り達の定宿《カモメホテル》の娘に和泉雅子。彼女を追い掛ける船員に山内賢。川地民夫には小さな赤ちゃんがおり、芦川いづみは元恋人。その他には桂小金治に北林谷栄。更にはE・H・エリックや、藤村有弘と言った多国籍軍と多彩な顔ぶれ(笑)
まぁ、最近の作品で例えば『THE 有頂天ホテル』のこじんまりとしたバージョンみたいなものかな(笑)
登場人物の多くがそれぞれにカップルとなり、一晩でくっ付いたり離れたりと忙しい。
クラブに繰り出しみんなで飲み会に発展すれば船員達の為にと、ゲスト出演の“バタやん”こと、田端義男が歌う。
しかし、この後更なる大騒動に発展…あらららら!
誰1人として不快な結果にならないのは、脚本協力に永六輔のクレジットが有ったので意見でも反映されている為だろうか。
途中でどうしても赤ちゃんを手放す悲しい女の話も存在するが、最後には登場人物全てがホテルに集まってっては、♪こんにちは赤ちゃん♪を大合唱する大団円に。
結構楽しかったですね。
舞台劇としてリメイクしてもまだまだいけるんじゃないですかね。
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