警視庁物語 全国縦断捜査のレビュー・感想・評価
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沖縄本土復帰前の沖縄ロケ作品
東映・警視庁物語シリーズ「警視庁物語 全国縦断捜査」は82分の長編大作、沖縄ロケ作品。
東京奥多摩で男の黒焦げ死体が発見される。遺留品のバンドのバックルが沖縄に関係あるもので、長田部長刑事(堀雄二)は沖縄へ飛ぶ。
沖縄本土復帰が昭和47年、本作は昭和38年の製作ですから、返還前の沖縄でロケされています。
脚本は警視庁鑑識課に勤務していたした長谷川公之のオリジナル。
飯塚増一監督は代表作と云える警視庁物語シリーズを4本監督しており、「警視庁物語 全国縦断捜査」はラストの迫力ある上野駅構内での大捕物と、沖縄本土復帰の願いが込められたドキュメンタリータッチの見応えある傑作です。
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冒頭からラストまで中弛みが無く、このシリーズの中でも屈指の出来。返...
冒頭からラストまで中弛みが無く、このシリーズの中でも屈指の出来。返還前の沖縄、八郎潟干拓の最中の秋田といった当時の情景も興味深い。
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