警視庁物語 十代の足どり

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解説

警視庁シリーズの第二一話。スタッフは前作「警視庁物語 ウラ付け捜査」と同じ。

1963年製作/58分/日本
配給:東映

ストーリー

多摩川堤の一角で十六歳の高校生、松本みどりの死体が発見された。唯一の手掛りはラバソールの靴跡だけ、早速七人の刑事の活動が開始された。現場附近の聞き込みに行った渡辺、太田刑事は昨夜みどりが学生風の男と歩いていたのを目撃したという人を発見、モンタージュ写真の作成にとりかかった。みどりの友人関係を追求した長田、林、金子刑事は、城北大ボクシング部の木元五郎と高校浪人の宮崎勇の二人がみどりと親しかったことを知った。宮崎は東大を狙う真面目な学生でしかも浪人仲間の原田の証言からアリバイははっきりしていたが、木元は札つきの不良学生でアリバイにも曖昧な点が多かった。しかし、ラバソールの靴跡を較べると木元の足は全然小さく犯人とは断定出来ない。捜査は行詰ったかに思われた時、出来上ってきたモンタージュ写真は宮崎にそっくりであった。原田の証言は頼まれたものと判り、犯行現場の靴跡と寸分違わないラバソールの靴も発見されて、宮崎はついにみどり殺害を自供した。彼は恋人の久美子から妊娠したことを妹のみどりに感付かれたらしいと聞かされ、処置をするまで内証にしておこうとみどりを河原まで誘って頼んだが聞き入れられず夢中で殺してしまったという。宮崎の逮捕と同時に、久美子は自殺した。その後の調査によると意外にも、久美子のは想像妊娠だったのだが性知識に幼い二人はそれを知らず、この悲劇を招いてしまったのである。

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