空と海の結婚

劇場公開日:

解説

田坂啓のオリジナル・シナリオを「男の歌」の高橋治が監督したラブ・コメディ。撮影もコンビの加藤正幸。

1962年製作/90分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1962年12月19日

ストーリー

“ガムを噛んで夢の香港へ、仲良く御夫婦で!”こんな懸賞に当ってしまった鉄也・雪子夫婦は、近頃チョイト倦怠気味。それでも滅多にないチャンスと、苦虫をかみつぶしたような顔をしながら行くにとになった。週刊××のカメラマン昌三と記者美也子が取材のため同行。ところが、雪子に言いよっていた夏雄までが、後を追って便乗してしまう。だが、香港へ着いてみると、鉄也に言いよっていた京が先回りして待っていた。これでお互いさまだが、夫婦仲は増々悪くなる。そんなうさ晴らしに鉄也は京とヴィクトリア・パークで逢っていると、雪子と夏雄が仲睦まじくしている所にバッタリ。このツウ・ペアはそれぞれ益々入り乱れるばかり。迷惑なのは、夫婦仲の良い旅行スナップを撮らねばならぬ昌三と美也子だ。港で雪子は賭博場で会ったプレイボーイ坂野のクルーザーに便乗させてもらう。一方、遅れて後を追う鉄也と京はA・P・Lの豪華客船ウィルソン号で日本へ。ところが突然台風が押し寄せ、鉄也は雪子の身が心配になった。そこへヨット難波というニュースまでも入る。台風は夜と共に明けた。全く打ちひしがれた鉄也の頭上に、突然、ヘリコプターが飛んで来て救助篭が下り、雪子と夏雄が乗っていた。ひしと抱き合う雪子と鉄也。今度は失恋同盟を結ぼうやと、京と夏雄。昌三と美也子はこれぞチャンスとばかりシャッターを切ろうとする、と、そこにニューッと現われた中国服の若い男女。「ガム噛ンデ、夢ノニッポンへ行コウ!」。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5香港&マカオ珍道中‼️

2024年11月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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倦怠期を迎え、離婚寸前の夫婦が懸賞で当選した香港旅行へ行くことに。取材するカメラマンのカップル、夫と妻それぞれの浮気相手もこっそり同行し、密輸業を営む悪党まで絡んで、ドタバタなロマンス劇が展開‼️なんか30〜50年代のハリウッドのスクリューボール・コメディみたいな、プレストン・スタージェス監督の作品みたいな印象‼️ただ日本映画だけに洗練された洒落っ気やモダンさが明らかに欠けていて、どん臭い印象‼️欲を言えばオードリー・ヘプバーンみたいな女優さんが似合う作品ですね‼️キャストの皆さんも頑張ってるので、それなりに楽しめる作品ではあります‼️

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