狙い射ち無頼漢

劇場公開日

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解説

「歌う明星 青春がいっぱい」の若井基成と「胡蝶かげろう剣」の直居欽哉、「素っ飛び二人三脚」の横山保朗が共同でシナリオを執筆。「警視庁物語 十九号埋立地」の島津昇一が監督したアクションもの。撮影は「東京丸の内」の林七郎。

1962年製作/79分/日本
配給:東映

ストーリー

給料輸送車強盗犯の刑期を終え出所する北見竜介には執念がある。三年前、大杉を首謀とする竜介達五人は、綿密計画の下に給料輸送車を襲撃し一億円近い現金を強奪した。が、誰かの裏切りが作戦途上で混乱を招き、竜介は逮捕され大杉は殺された。上野へ来た竜介は、礼二という男に得意の早射ちを披露し、「弾をぶち込んでやりてえ野郎は唯一人」と弾倉に一発残し歩み去るのだった。谷中墓地には仲間の墓標が三つ並んでいた。その前で「生き残りは俺と伊東の二人だけ。すると裏切者は伊東だ」とつぶやく竜介、とその背後に銃口がつきつけられた。一方、礼二は、東北刑務所に差し入れした毒入り弁当の相手が、先刻の竜介だと知り口惜しがった。拳銃をつきつけられた竜介は、操車場近くの倉庫で顔半分焼けただれた伊東と再会、逆に伊東から裏切者と罵られ一億円のあり場所を詰問された。その時、竜介を狙った銃声一発。竜介は左腕から血を流し走り去る影を追ったが、見失なってしまった。道端にうずくまる竜介を由美子が見つけ、勤務先の診療所にかつぎ込んだ。そして重傷の竜介を介抱してやるのだった。しかも父が竜介の仲間に殺されているのだ。伊東に対する疑惑の解けた竜介は、一刻も早く裏切り者の正体を曝こうと焦りベットから逃れた。もしや--、谷中墓地で仲間の一人多田の墓を掘りおこした竜介は、カラッポの骨壷を見て唖然とした。竜介は元刑事の橋田をつきとめた。追及を受けた橋田は王に連絡したが、そのために銃弾を喰い「処理した死体は二つ……」と言い死んだ。多田は生きている!多田はどこにいるのか。そうした竜介の脳裏に閃めいたのはクラブ「ミミ」の王のことだ。王が怪しい。黒い怪物に体当りする竜介。そして、その竜介を待っていたのは……?

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