大学の纏持ち

劇場公開日

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解説

馬場当と「銀座のぼんぼん」の長瀬喜伴が共同で脚本を書き、「銀座のぼんぼん」の瑞穂春海が監督した下町喜劇。撮影もコンビの中川芳久。

1963年製作/69分/日本

ストーリー

夜の銀座で、愚連隊にからまれている石本花王利を救ったのは神田虎吉である。虎吉は、も組の頭辰三郎の二階に下宿している学生だが、木遣り節とハシゴ乗りに夢中な江戸ッ子気質。虎吉の父宇治郎は家業のソバ屋を放ったらかしでアチラかぶれは相変らず。朝から洋食をたべる宇治郎と、ハシゴ乗りに夢中な虎吉とはてんで肌があわない。ある日、宇治郎は自動車教習所で花王利と知り合ってすっかり意気投合、全然花王利に惚れこんでしまった。虎吉の妹新子は兄の先輩葛城に気があるが、店の女中雪子も葛城に思いを寄せている。も組の出入先松村建設から社長の選挙運動に、纏を使いたいという申入れに、辰三郎は八郎を断りの使いとして出した。背中の雷の刺青を張っての談合も、課長の志田の前には効果もなく散々罵倒されてしまった。八郎は背中の刺青に色つけをすることになった。虎吉ら江戸研の連中が石本教授を案内して彫金の家を訪ねた。その時虎吉は花王利が石本の娘であることを知った。そこで、虎吉は安兵衛の一升桝で花王利とのみ、彼女を鼠小僧の倉に案内した。辰三郎は娘信子を嫁にどうかと虎吉にいったが、彼は信ちゃんには俺以上の似合いの亭主八郎がいると、八郎の日頃の気持を代弁してやるのだった。そんな頃、花王利がパリに発つことになった。その別れの公園で、花王利は虎吉へ愛の告白をした。花王利の船出の日、横浜桟橋で虎吉は双眼鏡で熱心にデッキの誰かを探している宇治郎の姿をみつけてびっくり。虎吉と宇治郎の交互に映る丸い輪に、浮かんだ花王利の微笑があった。

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