新入社員十番勝負

劇場公開日:

解説

「サラリーマン奥様心得帖」の若尾徳平の脚本を「背広三四郎 男は度胸 花の一本背負い」の岩城英二が監督したシリーズものの第一篇。撮影は「自由ケ丘夫人」の飯村正。

1961年製作/77分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1961年9月12日

ストーリー

太陽光学の新入社員平手幹夫の仕事は感光複写機リコピーを、先輩の近藤とコンビで売り込むことであった。近藤には庶務課に須貝純子という恋人がいる。セールスを始めた幹夫は、東亜インキにファイトを燃やす。印刷用インキを造る東亜インキにとって、インキを使わないリコピーなどもっての外というわけである。その日、二人は顧客であり、兄健夫の嫁光江が働く星紡のサービスステーションを訪れた。そこで幹夫は偶然、東亜インキ社長市田氏の令嬢千加子を知った。千加子には父が結婚させようとしている秘書課長の鶴巻がいるが彼女は好きでなかった。幹夫は東亜インキにお百度をふむがてんで相手にされない。今度は作戦を変えて、リコピーをたずさえて購買課へ、急ぎの書類でテンテコ舞いする課員たちを尻目にまたたくまに複写をやってのけた。この働きに市田社長もカブトを脱ぎ購入を決心した。その夜、大口取引に成功した幹夫は、祝盃をあげ過ぎて二日酔。翌日、市田邸に出かけた。小笠原常務と市田社長との話合いで、東亜インキNO1の鶴巻と剣道試合をすることになっていたのである。ところが、その相手は千加子に変っていた。二日酔いの幹夫は意識もうろう、あっさりやられてしまった。この対戦に愛情と将来を賭けていた千加子は、幹夫がわざと負けたものと思いこみカンカンに怒ってしまった。それから数日後、関東実業団剣道大会が始まった。決勝は鶴巻六段と幹夫である。鶴巻の世話で健夫の小説が出版されそうなので、光江は幹夫に負けるように頼みこんだ。幹夫は迷った。だが、「勝負!」と邪念を払って対戦した幹夫は容赦なく鶴巻の面へ、胴へ烈しく打ち込んだ。「いいんだよ、良いものを書けばどこでも出版できるんだ」という健夫に迎えられて幹夫の心は複雑だった。一方、誤解もとけた千加子は大喜び、幹夫のセールス用ワゴンに乗りこんで太陽光学祝勝会に向うのだった。

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