磯ぶし源太

劇場公開日

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解説

浅井昭三郎の脚本を、「美少年変化」の安田公義が監督した歌謡映画。「うっちゃり姫君」の竹村康和が撮影した。

1961年製作/64分/日本
配給:大映

ストーリー

常州磯浜宿の貸元、萩寺の友造は、源太と姉のお加代の三人暮し。温厚な友造は、台場の辰二郎の横車にも知らぬ顔、源太はそれがシャクでしようがなかった。磯浜神社の祭礼の、晩、源太は、友達の弥肋の妹おゆきと櫓の上で歌っていたが、水揚げの大半をまきあげるという辰二郎の仕打ちに憤満を爆発、漁師達に加勢して台場一家の賭場を滅茶滅茶にこわしてしまった。それを知った友造は源太を勘当、家を追いだすが、それは十手を持つ辰二郎の追求をそらすためだった。恋人のお光と別れた源太は旅に出た。--それから一年、やくざの修業をみっちり積んだ源太は、持ち前のノドの良さからいつとはなしに“磯ぶし源太”と呼ばれる立派な渡世人になっていた。一方、磯浜では、友造は寄る年波で床に伏し、縄張りも台場一家にすっかり取られてしまってお加代と二人で暮らしていた。みるにみかねた弥助は、源太を訪ねて旅に出た。その磯浜では、年に一度の祭りがやってきた。辰二郎は祭のドサクサにまぎれてかねて目をつけていたお加代をかどわかすことを子分に命じた。祭り提灯の明るくともった辰二郎一家の玄関先に一挺の駕篭がついた。お加代を連れてきたものと喜ぶ辰二郎の前に、喧嘩支度もりりしい源太が現われた。「一年前の祭りの晩に、夜霧に消えたこの源太、祭り囃子に誘われて、手前の非道をこらしに来たんだ」と威勢のいいタンカと共に源太は台場一家の中にふみこんだ。群がる子分共を相手に、獅子奮迅に暴れ廻る源太は遂に辰二郎を倒した。わざわいの元を絶ったが、はとぼりをさますために旅に出ることになった源太は、お加代や弥助、お光らに見送られ、大きく三度笠を振りながら海添いの道を歩んでいった。その背にかぶるように主題歌が流れて--。

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