続次郎長社長と石松社員

劇場公開日

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解説

渡辺邦男・若井基成の脚本を「喧嘩富士」の渡辺邦男が三年ぶりに東映で監督した、進藤の社長シーズ第二作。撮影もコンビの渡辺孝。

1961年製作/87分/日本
配給:ニュー東映

ストーリー

清水の次郎長親分の末裔、次郎長社長が率いるシミロン紡績株式会社は、世界の女性の尻をシミロンパンティで包もうと、未曽有の大計画に乗り出していた。勿論、タケロン紡績の方も策戦おさおさ怠りなく、洋服屋の熱田をスパイにして、次郎長社長の動静を探っていた。そんな頃、石松社員は社長辞令で転居を命じられていた。いまの下宿が、次郎長社長の二号蝶子の家が丸見えだからである。石松は外国人が多いマンション“コンピラ”へと引越した。次郎長社長の計画も進み、取引候補もアメリカン衣料株式会社を選んで、外国向けパンティの製造に大車輪である。さて、世界が相手とあって、英会話のたしなみが必要と、英会話の先生江利千恵子が社に現われた。美人の江利子と石松は早速仲良くなったが、恋人の白木美里はオカンムリ。一方、コンピラの中でも石松は、リーというアメリカのお嬢さんと近づきになり、今や外国づいた社の方針にのっとってビジネスに利用しようとガメツイ根性を発揮している。だが、油断大敵、熱田が彼の部屋に潜入、シミロンパンティをインチキパンティとすり換えてしまった。それを知らない石松は、リーにそのパンティをプレゼントしてしまった。更に悪いことは、リーがシミロンの取引先、アメリカン衣料会社のマクドナルド社長のお嬢さんだったことだ。シミロンの信用はガタ落ち、石松は退職を決意した。だが豪放な次郎長社長は、石松にパンティスリ換えの犯人を探し出せと、退職願を一蹴した。石松の活躍が始った。その結果、洋服屋の熱田とわかったが、その熱田は宿敵タケロン会社の課長に収っていた。怒った次郎長一家は熱田を追ってグランドホテル「アキバ」を急襲した。ホテルの舞台では、次郎長外伝「秋葉の火祭」のクライマックス。リーを伴って観劇中の熱田を千恵子が舞台裏に誘導、待ちうけた次郎長社長の前に、悪党熱田もすっかりドロを吐いた。シミロンはかくて無事にアメリカン衣料と手を組むことができた。そして石松は次郎長社長のお伴でアメリカへ業界視察旅行と旅立っていった。

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