「母ありき‼️」女家族(1961) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
母ありき‼️
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初老の母と、三人の娘たち。夫を事故で亡くした子連れの長女、不倫の恋に身を焦がす次女、明るく活発な三女。母は三人の結婚をそれぞれ心配する・・・‼️まるで小津安二郎監督の映画みたいですけど、原作は成瀬監督の「浮雲」などの林芙美子さん‼️次女の不倫相手の軽薄さや、三女の見合い相手のプレイボーイぶりなど、こんな男性キャラはあまり小津映画には出てこないですよね‼️女性映画の名手でもある久松静児監督が上手くまとめ上げてはいると思うのですが、三女に扮する黛光ひかるさんが、見合い相手のプレイボーイ、会社の同僚、近所の花屋の一人息子の誰を好きなのかハッキリせずイライラさせられる‼️一番誠実そうな花屋の息子は、フラれっぱなしのほったらかしで何か可哀想‼️長女が一人娘を置いて男について東京に行ってしまったり、せっかくの見合いをドタキャンするなど自分勝手な次女、花屋の息子と両思いのように見せかけて、どっちつかずな三女など、イマイチ登場人物の描写が雑というか、共感できない部分はありますね‼️
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