サラリーマン奥様心得帖

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解説

「八百屋お七 江戸祭り一番娘」の共同執筆者・若尾徳平の脚本を、「大空の野郎ども」の古沢憲吾が監督したサラリーマンもの。撮影は「八百屋お七 江戸祭り一番娘」の鈴木斌が担当。

1961年製作/77分/日本
配給:東宝

ストーリー

七洋物産社員矢代啓吉は新婚旅行から大あわてでアパートに帰って来た。結婚前矢代に恋人がいたという告白に花嫁の明子が姿を消してしまったのである。明子は友人の小松千枝子の邸にかくれていた。千枝子はアートカメラの今泉重役の娘、夫の小松はその縁づるで宣伝係長だが、女遊びに絶えないのが千枝子の悩みだった。そんな二人をみて、アパートへ帰ってきた明子。彼女と矢代の新婚生活が始まった。その矢代が第一に会社から命じられた仕事は中近東へ輸出するカメラをアートカメラに交渉することだった。アートカメラに勤めている隣室の村上の紹介で、矢代輸出課長に逢うが何故かこの耳よりな話に乗ってこない。イライラしている彼の様子を見て明子は、小松に内証で頼もうと決心した。一方、矢代はアートカメラの専務に会う機会を持つが断わられてしまった。というのは新型カメラのシャッターが偶然、ドイツ製品と同じでパテントの件で売れないのだ。この問題が明るみに出たため、アートは責任を負って経営陣が退陣、小松も会社をやめる破目になった。そんなことは露知らぬ明子は小松のところに頼みに行った。妻文恵からこのことを聞いた村上はびっくり仰天、いつも小松のために別れる女の後始末をさせられているだけに万一のことがあってはと明子を探しまわった。そして、ヌードモデル・マユミから小松らゆきつけの料亭を聞き出し危うく小松の餌食になる寸前の明子を助けだした。これを聞いて矢代は憤然、明子を殴った。明子は泣きながら実家に帰った。アートでは小松が社を去った後、村上が係長になった。ソツなく小松家を訪れると千枝子も案外元気。どうやら小松も心を入れ替え本職の写真で再出発することになったからだ。矢代の家も両親にさとされ明子が戻って来た。近く中近東へ出発することになったのだ。

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