新夫婦読本 若奥様は売れっ子

劇場公開日

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解説

新夫婦読本シリーズの一編で、「刑事物語 部長刑事を追え!」の高橋二三の脚本を、「素敵な野郎」の富本壮吉が監督した明朗編。撮影は「銀座っ子物語」の中川芳久。

1961年製作/66分/日本
配給:大映

ストーリー

ドクトル・タカコは“セクシーのすべて”を書いて、その本がベストセラーにのし上るとともに、本職の女医の仕事がおろそかになるほどの売れっ子となった。彼女は二十五歳の若奥様。夫の謙介は大学でオリエント学を専攻した学究肌の人物で性来のお人好しもあってか目下失業中。ある日、チャーミング教室の城田女史と小笠原社長が、謙介を講師にとタカコを通じて申込んできた。謙介の講義は大当りだった。謙介は城田女史の宣伝上の作戦とも知らず、一般科も受けもつハメになった。事務員のユミから小笠原社長が女史のパトロンであることを知った。謙介を専属契約にするため城田女史は必死だった。ユミは謙介に入れ知恵をつけ、何かと好意を寄せた。城田女史と飲み歩き、またユミの親切さに心をひかれないでもない謙介は、どうやらタカコに不満をもちはじめたようだ。タカコは謙介の恩師高木博士に夫の就職口を頼んだ。山の中の中学の先生である。妻の一存で決めた就職に謙介は憤慨した。タカコはテレビに夫と出る番組をもったが、ユミとデイトした謙介は酔払って折角の番組もメチャメチャ。謙介は城田女史に代って校長におさまったユミから教頭として専属契約をといわれびっくり、見事な転身ぶりはドライ娘の典型だった。タカコは病院を買って共同経営をしようと竹越医師の持ちこんだ甘言を奸策とは知らぬまま空病院に行き、そこで意外な事情を知った。謙介と同じように彼女も宣伝に利用されているにすぎなかったのだ。タカコの耳に、竹越と婦長の話はインターホンを通じて流れていた。出版社の谷本はすばやく電話にとびつき、事の真相をトップ記事にと勢いこんだ。謙介と谷本との乱闘は、謙介に利あらず、救急車の客となった。タカコは謙介に付添った。タカコはそっと謙介の耳にささやいた。「赤ちゃんができたらしいの……」と。

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