ためいき

劇場公開日:

解説

あるOLが繰り拡げる性体験の異常な快楽の世界を描き、やがて女としての幸せにめざめていく姿を描く。宇能鴻一郎の同名小説の映画化。脚本は「(秘)極楽紅弁天」の田中陽造、監督も同作の曽根中生、撮影は「番格 バンカク 女子高校生のSEXと暴力の実態」の森勝がそれぞれ担当。

1973年製作/81分/日本
配給:日活
劇場公開日:1973年11月20日

ストーリー

OLの立野弓子は、最近セックスへの興味がエスカレートしていたが、ある日、常務に呼び出された。常務にはサド趣味があり、トイレに行きそびれていた弓子に目の前で用を足すように強制した。それ以来、弓子は常務の前でならどんな恥かしいことでもするようになり、それは快感へと高まっていった。やがて、弓子は鈴木係長に誘われ処女を奪われてからは、加速度的にセックスへの決楽を求めるようになり、男を抱くようになった。そして、同僚のヤス子と純子の三人でレズの楽しみにふけったり、男たちと三対二のセックスで甘美な甘い経験を味った。ある日、弓子は常務に呼び出され、常務の紹介する男との結婚を強制させられた。丁度、自分の行動に危険を感じていた時だけに、弓子は承諾した。平凡な新婚生活がつづいたある日、また常務から呼び出され、抱かれた。弓子は、これが最後の火遊び、貞淑で可愛い奥さんになる、と念じ、常務との情事を楽しむのだった。

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