色暦女浮世絵師

1971年製作/日本

ストーリー

天下泰平の江戸の町、粗末な棟割長屋に風景画の絵師鳥川雪英とその女房おせきが貧しいながらも幸福な毎日を送っていた。雪英は病弱で薬草を飲んでいたが、ある日、その薬草も底をつき向島の野原に摘みにいったおせきは名も知らぬ男に犯されてしまった。おせきはいつしか復讐することを自らに誓った。数日後、風景画より男女間の睦言をモデルにした枕絵の方が金になると教えられた雪英は、苦しい家計を知ると枕絵を描く決心をし、おせきは雪英が枕絵を描けるようになるまで舟宿屋に女中奉公することになった。やがて雪英の絵が評判になり始めた頃、雪英は帰らぬ人となった。おせきは、自分が犯されたことを伝えることができなかったことに苛責を感じ、自分を手ごめにした男をモデルに枕絵を描いて復讐を果たそうと思った。おせきの描いたその枕絵は江戸中の評判を呼び、雪英以上と折り紙をつけられるようになった。一方、伊勢屋の伜清太郎は、江戸中にでまわる枕絵のモデルが自分にそっくりなのにびっくりした。浪花屋の娘おみわとの縁談が成立している折から、そんな枕絵が相手に渡ったら大変なことになる。早速、鳥川雪英を尋ねた清太郎は、雪英が死んだことを知らされるとおせきに身分を明かし事情を話した。おせきのことはすっかり忘れているらしい。おせきは、夜またくるように伝え、ある計画を思いついた。その計画とは縁談相手のおみねを誘拐し、清太郎の前で他の男に強姦させ、その様を枕絵に描こうというのである。

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