「エロ映画にしては良い。」堕靡泥の星 美少女狩り 気取ろう軒さんの映画レビュー(感想・評価)
エロ映画にしては良い。
このテの映画にしてはなかなかの出来だったと思った。
いいところは主人公の内面がよく書けていた。
エピソードが次々に来て内容が濃かった。
良くないところは
主人公がどこへいきたいのか分からず、迷走感があった。
そのためにエピソードが濃い割には時間が経つのが遅く感じた。
しかし、この作品を書いた脚本家はなにものだろうと思わせる内容ではあった。そこで調べてみると、当時けっこう名を馳せた劇画家の代表作を映画化したものだと分かった。
なるほどと納得が言った。一塊の脚本家ごときが書いた作品にしては出来過ぎだと思った。
とは言うものの、鈴木則文監督のいつもの感じの作品で名作になれてない。名作になれるチャンスがあったかも知れないのにな~的な作品。3.5はサービスです。(マムシの兄弟三億円強奪とトラック野郎御意見無用は名作だった)
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