泉大八の女子大生の金曜日
劇場公開日:1979年3月31日
解説
女子大生の天真欄漫なセックスライフをさわやかなラブロマンスにのせて描く。泉大八の原作をもとに、脚本は「高校エマニエル 濡れた土曜日」の那須真知子、監督は「時には娼婦のように」の小沼勝、撮影は「修道女 濡れ縄ざんげ」の水野尾信正がそれぞれ担当。
1979年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1979年3月31日
ストーリー
同棲相手の神保直也と汚れたパンツのことで喧嘩をした女子大生の須藤メグ美は、友人のマリの部屋に転り込んだ。そこにはマリの両親が選んだお目付役の飯守という男がいた。友人のチエ子とマリとメグ美の三人が風呂に入っていると飯守も入ってきて三人に“放水”を求めるのだった。マリの慣れた対応にメグ美もシブシブ放水の列に加わる。メグ美は原宿のアパートに移った。隣室にはジャパン・フィバー・ボーイズ(JFB)という奇人グループがいた。数日後、外出から帰ると、ルームと名乗る男がいて「私は部屋の備品です、私の一モツも使って下さい」と言うやメグ美にキツイ一発、彼女はたまらずダウンする。翌日はルーム男の話題でもちきりだ。ある夜、ヨガで精神統一をしようと、JFBの部屋に集ったメグ美たちは日本男児の復権をはからんとストリーキングを敢行するフィバー族にびっくり、身の危険を感じたチエ子はメグ美の部屋に避難するのだが、そこにはルームがいて、待ってましたとばかりにチエ子を押したおす。「イターイ」と叫ぶチエ子はバージンだった。そろそろ神保と和解しようとアパートを訪ねたメグ美は、そこで彼の下着をほしているマリの姿を見てショックを受け、区役所と呼ばれる冴えない男と遊んでしまう。しかし、メグ美には神保以外の男は考えられなかった。そして、神保のアパートに急いだメグ美はアパートの窓一面に“幸福の黄色いパンツ”が誇らしげに風にたなびいているのを見てホットするのだった。