人間の骨

劇場公開日:

解説

高知の生んだ天才反戦詩人槙村浩の生涯を描く自主製作映画。原作、企画、製作はすべて高知で行われ、高知市丸の内にある旧高知刑務所にもロケを敢行している。脚本、監督はマキノ雅弘門下の木之下晃明、撮影は鈴木史郎がそれぞれ担当。主演は高知TV「あかね雲」で売出中の新人佐藤仁哉。

1978年製作/120分/日本
劇場公開日:1978年5月11日

ストーリー

昭和初年、長篇詩「間島パルチザンの歌」でセンセーションをまき起こした詩人槙村浩は本名吉田豊道、明治四五年高知市に生まれた。二歳から書を読み、十歳の時には来高した久邇宮殿下に世界史の御前講義をするという神童ぶりを発揮した豊道は、中学を卒業する頃から詩を書き始め、軍国主義下の日本で、次第に反戦詩人としての名を高めていく。しかし特高の追うところとなった彼は獄舎(旧高知刑務所)につながれ、その美しい才能と精神を傷めつけられる。病得て、出獄後の昭和十三年、吉道は二八歳で夭折するのだった。

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