世界の戦略兵器

劇場公開日:

解説

第二次大戦後、三十数年。世界はまがりなりにも平和が保たれている。しかし世界のいたる所ではさまざまな理由により、紛争や対立が断えない。世界各国は自国の独立と自由を守るという名目のもとに、外からの侵略を抑止し、撃退する戦術、戦略兵器の増強にしのぎを削っている。人類の歴史は戦争の歴史であり、兵器の歴史でもある。第一次大戦で飛行機、戦車、潜水艦が現われ、第二次大戦でロケット兵器、電波兵器、核兵器が出現して、兵器体系が大きく変った。とくに第二次大戦後は、新兵器の開発に、その国のあらゆる科学技術が結集され、工業力を駆使して、常に相手国の新兵器に対応し、対抗できる新兵器を開発して、限りないシーソーゲームを展開している。日本、アメリカ、ソビエト、フランス、イギリス、西ドイツ、中国、チェコ、ポーランド等、各国から約十万フィートのフィルムを集収し、第一級の兵力を紹介している。超低空を、音速を超えるスピードで飛び、核ミサイルを常備できる爆撃機Bー1。マッハ3で飛行する戦闘機MIG-25。恐るべき破壊力を持つ大陸間弾導弾。多数の航空兵器を搭載する攻撃型空母。レーダーやコンピューターを駆使し、命中精度を高くした主力戦車、装甲車、等々。現代世界の陸・海空最新鉄兵器が攻撃力を競うだけでなく、これらの兵器のもつ意味を問いながら、現代の軍事力に深い探りをいれる異色作。

1977年製作/83分/日本
配給:東映
劇場公開日:1977年9月15日

ストーリー

※ドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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スタッフ・キャスト

監督
構成
松林明
伊藤秀行
企画
上田昶
製作
上田昶
音楽
長戸大幸
録音
井上賢三
効果
小島進
編集
田中修
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