ひめごころ

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解説

少女から女への成熟期にある女子高生のセックスへの好奇心、そして初体験を描いたロマン・ポルノ。原作は富島健夫の同名小説。脚本は「白い牝猫 真昼のエクスタシー」の中野顕彰、監督は「東京エマニエル夫人 個人教授」の藤井克彦、撮影は「新どぶ川学級」の森勝がそれぞれ担当。

1976年製作/71分/日本
配給:日活

ストーリー

土曜の夜11時、千重は部屋の内鍵をかけ、神妙な顔つきで服を脱ぎ始める。ティッシュ・ペーパーをベッドの枕許へ置き、電灯を消し、全裸で横たわる。闇の中にピンク色の肌が浮かび上り、細いしなやかな指が腹を這う様にしてくさむらへ伸びる。徐々に指の動きが激しくなり、全身を震わせて思わずのけぞり喘ぐ千重……。愛川千重、高校三年生、いまだに処女。翌日曜、千重はクラスメートの松井英介に電話で呼び出され、彼が小学生時代からの付き合いのある正子に手を出し結婚を迫られているので、千重が松井の恋人になりすまして正子に引導を渡してくれ、と頼まれた。千重はこの話を友人で発展家の洋子に持ち込んだ。数日後、この役を何なくこなした洋子は、土曜の夜に松井から家に誘われていることを千重に話した。興味のない様な顔をしてこの事を聞いた千重の内心は微妙にゆれ動いた。翌日、千重は洋子から松井との濃厚なセックスを聞かされ、興奮のあまり一瞬動けなくなる。月曜日、クラスメートのあけみからも、処女喪失の話を聞いた千重は、土曜日でもないのにオナニーしてしまう。そんな千重にも、かねてから気になる男がいた。それは毎朝、電車の中で会う青年・矢吹で、ある日彼に声をかけられアパートを訪ねるが、部屋の中にあるエロ写真を見て、飛び出してしまった。しばらくして矢吹の姿が電車の中で見かけないので、心配した千重は彼の会社に電話し、風邪で休んでいることを知った。千重は恐る恐る矢吹の部屋を訪れると、彼はいきなり抱きしめた。好奇心いっぱいの初体験、千重についにそのチャンスが訪れたのだった……。

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