発禁肉蒲団

劇場公開日:

解説

“発禁本”シリーズ4作目。江戸時代を背景に戯作者とねずみ小僧を主役にした艶笑喜劇。脚本は「大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート」の大和屋竺、監督は「OL日記 猥褻な関係」の白井伸明、撮影は「鎌倉夫人 童貞倶楽部」の山崎敏郎がそれぞれ担当。

1975年製作/72分/日本
配給:日活
劇場公開日:1975年11月22日

ストーリー

戯作者・金魚亭未央は鼠小僧次郎吉のお色気評判記が当り、連日の廓通い。しかし、女郎に未央のイチモツをメダカと馬鹿にされ、さらに未央の書いた本が発禁本の烙印を押され謹慎の身となった。ところが、ある日、実物のねずみ小僧が現われ、未央を助け出し、二人で三味線の師匠や武家娘を次々に犯した。だが、悩みの種は粗末なモチモノ。そこで未央は、手術を受けて、巨根を擁し、至る処で女を失神させ、わずか十日間その数は五十七人。ところがある日、もう一匹のねずみ小僧が現われ、本家争いが始った。こちらの方は義賊とあって大変真面目。未央とねずみが忠告を聞かないのに怒り、次々と女たちを殺していく非常手段に出た。そして、未央は巨根をもぎとられてしまい、深く反省して、ふたたび戯作の執筆にとりかかりついに「真説子ノ刻白浪」を脱稿。大江戸に日がさしかかった頃、夜鷹に抱かれた未央は、相も変らずはげんでいる。「小人心して肉の蒲団に伏せざれば大悟を得ること難からん!」どこからか、禅僧のつぶやきが流れてくる。

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