OL日記 猥褻な関係

劇場公開日:

解説

婚期を逸した二人のOLを主人公に、女の醜くさ、猥褻さを描いたロマン・ポルノ。脚本は「わななき」の佐治乾、監督は「信州シコシコ節 温泉芸者VSお座敷ストリッパー」の白井伸明、撮影は「主婦の体験レポート 続おんなの四畳半」の武田一成がそれぞれ担当。

1975年製作/73分/日本
配給:日活
劇場公開日:1975年9月6日

ストーリー

美奈は29歳、亜紀は28歳。二人とも大商事会社のOLで未婚である。考えることと言えばセックスと結婚へのあせりだけの二人は、親友でもレズビアンでもないのだが、妙な意地と部屋代折半の合理主義から同居している。亜紀はある夜、会社の子持ちの中年男、野本に体をまかせるが、帰宅すると美奈には、東大出のエリートから求婚されたと誇らしげに話す。一方の美奈は、最近はすっかりごぶさたで、以前に処女を捧げ、今は他の女と結婚している宮前を訪ね、抱かれた。フランスに駐在していたエリートの佐竹が花嫁捜しに帰国した。美奈と亜紀は互いに妨害しあいながら、佐竹にモーションをかける。しかし当の佐竹は、清純な新人のすみ子に近づいていった。このことを知った二人は、すみ子を自分達のアパートへ招待し、酒を呑ませて、野本に犯させた。しかし、したたかな佐竹は、ちゃっかり常務の令嬢と結婚してアメリカへ……。ある日、亜紀は掃除器を使ってオナニーにはげんでいた。美奈は軽蔑しきってそれを見ていたが、やがてその吸い口を奪い取ると、亜紀の大股を広げて責めたて始めた。悶絶する亜紀。今度は亜紀が美奈を責めたてる。二人の果てしない、みだらな絡みはつづく。軽蔑し憎みあいながらも離れられない二人。翌朝になれば、無表情な顔をして、黙々と会社に向かうオールドミスの一日が始まるのだ。

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