僕は腕を折った
劇場公開日:1975年3月19日
解説
映画製作者集団KIMの第一回作品。KIMは、映画製作の分業化に反対し、独自の方法で映画を共同製作する異色の集団。音楽は“なつやすみ”(竹下祐子、安岡敦子、幸田実)が担当、オリジナル曲「まつり・夏」が挿入されている。(16ミリ)
1975年製作/30分/日本
配給:日活
劇場公開日:1975年3月19日
ストーリー
サッカーの選手であった高校生の一樹は、試合中に右腕を折ってしまった。そんなある日、彼はセーラー服の少女・直子と知り合う。二人は公園で会い、自転車に乗り、修学旅行ゴッコをし、新宿の歩行者天国を歩き、神社の階段で教科書を破る。そして海。二人はバスケットから腕のギブスを二つ取り出し、海にほうりこむ。崖から飛びおりた一樹と直子は、どぶ川のほとりで手をつなぎ合い、死んでいるのであった。
全文を読む( を含む場合あり)
スタッフ・キャスト
- 監督
- 映画製作者集団KIM
- 脚本
- 映画製作者集団KIM
- 製作
- 映画製作者集団KIM
- 撮影
- 袴一喜
- 美術
- 西山哲也
- 音楽
- なつやすみ
- 照明
- 日野岳唯照
- 編集
- 三浦照樹
全てのスタッフ・キャストを見る