聖闘士星矢 真紅の少年伝説

劇場公開日:1988年7月23日

解説

アテナの青銅聖闘士たちとアベルの最強闘士たちの闘いを描くアニメ。車田正美原作の同名漫画の映画化で、脚本は「偏差値 H倶楽部」の菅良幸が執筆。監督は「聖闘士星矢 神々の熱き戦い」の山内重保、撮影監督は白井敏雄と相磯喜雄がそれぞれ担当。

1988年製作/75分/日本
配給:東映
劇場公開日:1988年7月23日

あらすじ

アベルはかつてゼウスが人間に天罰を加えたように、再び悪に染まった人間を滅ぼそうとし、アテナ(沙織)を連れ去った。星矢、氷河、紫龍、瞬はアテナを守ろうとしたが、シュラ、カミュラ黄金聖闘士やアトラス、ベレニケ、ジャオウらアベルの聖闘士にやられてしまう。アテナがアベルに殺された時、彼女のコスモが星矢たちの元に届き、彼は再び力を取り戻した。そして、星矢は黄金聖衣を身にまとい、苦戦の末に氷河、紫龍らとアベルを倒してアテナを救うのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0 悲劇の埋もれた名作

2025年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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車田正美が、原作を少年ジャンプで連載中に「東映まんがまつり」の
一遍ではなく、長編映画と製作した、唯一無二の作品
大人の事情で、同時期公開の「東映まんがまつり」に公開劇場を奪われ
滅多に人々に見られない、悲劇の作品となった…
「聖闘士星矢」というだけで、毛嫌いする人が多いと思うが、この作品
だけは「名作!」と言える
しかしながら、同時期の「東映まんがまつり」にて「ドラゴンボール」が
ヒットして、それ以降に東映は映画も「ドラゴンボール」にシフトし
「聖闘士星矢」は、ジリ貧に向かうと言う、二重の悲劇であった…
黄金聖衣を着るのが、サジタリウスは星矢のパターンではあったが、
アクエリアスの氷河、ライブラの紫龍は予想外であった!
予断だが、この作品は古川登志夫さんが「昭和版・聖闘士星矢」に
出演する唯一の物である

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