ムッちゃんの詩

劇場公開日:

解説

空襲で孤児となり、疎開先で結核に冒された少女が隔離され、息をひきとるまでを描く。中尾町子の戦争体験手記を小森名津が脚本化。監督は「翼は心につけて」の堀川弘通、撮影は林淳一郎がそれぞれ担当。

1985年製作/100分/日本
原題または英題:Mutchan
配給:その他
劇場公開日:1985年7月21日

ストーリー

昭和20年横浜。小学校6年の山下睦子は父の出征後、食堂で働いて一家を支えている母にかわり、小さい弟・勝の面倒を見ている。母は父の戦死の知らせを信じようとせず、一家は疎開しないで父の帰りを待っていた。近所の子供は、皆学童疎開に行ってしまい、睦子の友達は、母を焼夷弾で亡くし弟と父親の帰りを待っている同い年の正一だけである。5月29日、横浜大空襲で母と弟を亡くした睦子は、大分の伯父夫婦を頼って出発した。だが、大分に着くと伯父夫婦はすでに亡く、唯一人の従姉・香代に面倒をみてもらうことになる。香代は料亭の住み込み女中をしており、睦子を置いてもらうかわりには座敷に出て客の相手をしなければならなかった。彼女には海軍下士官の島崎という恋人がいた。ある日、睦子が血を吐いた。肺結核だった。香代は睦子を近くの防空壕に隔離する決心をした。一日中防空壕に横たわっている睦子にとって空襲が唯一の楽しみだった。そんな中、彼女は京都から疎開してきた町子という少女と知り合い「ムッちゃん」「マコちゃん」と呼び合う仲良しになる。ある日、睦子は近所のトマト畑で、トマトを盗みにきた朝鮮人、金ビョンホと出会う。金は強制労働のため日本に連れてこられたのを逃亡してきたのだ。密かに二人の交流が始まるが、彼はやがてトマト泥捧で捕えられてしまう。7月16日大分大空襲の夜、香代が死んだ。面倒を見てくれる人がいなくなり、睦子の容態は急速に悪化した。終戦になり、町子は睦子を訪ねるが、睦子はお手玉を託し、息をひきとった。終戦で釈放された金は、睦子の死を知り遺体を乗せた大八車に泣きすがるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0戦時下における人々の姿と犠牲になる少女の死を扱った映画としても良く出来た反戦映画で、反日と叫ぶ奴は無知蒙昧

2024年8月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ミラーズ

3.5ある少女の死

2022年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昭和20年、12歳のムッちゃんはお母さんと弟と横浜で暮らしていたが、空襲で二人を失い、一人で大分の親戚を頼った。 おばさん夫婦は亡くなっており、一人残った従姉と暮らし始める。 しかし、結核を罹患、従姉は人目を避け、ムッちゃんを洞窟に連れていき、食事を運んでいた。 大分にも空襲があり・・・。 悲しい話だ。

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いやよセブン

0.5反日映画

2022年8月3日
スマートフォンから投稿

これは反戦映画ではなく反日映画です これを反戦映画として若い人に見せないで欲しい

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cia