興安嶺娼館故事

劇場公開日:

解説

中国で解放政策が進み、第五世代の若手監督たちが活躍し始めていた1986年に製作された、女流監督のワン・チュンチョン監督の作品。恵まれない悲しい恋を描いていく。女子大生と娼婦の二役を演じたリー・シウミンの熱演が印象深い一篇。

1986年製作/中国
原題:The First Woman in the Forests 山林中頭一個女人
配給:中国映画祭実行委員会=TCC東光徳間
劇場公開日:1990年12月1日

ストーリー

芝居の脚本執筆のため、厳しい自然の森林地帯、興安嶺を訪れたひとりの女子大生(リー・シウミン)は、約40年前の日中戦争時代にこの土地に流れ着き、伐採労働者として生きている老人(リー・ウェヤ)と出会う。老人は戦争によって家を失い、興安嶺へ辿り着いたのが、そこでの労働は危険で辛いものだった。そんな日々、男は下町の娼館へ入りびたり、肺病を病む娼婦・パイシェ(リー・シウミン=二役)を愛してしまう。

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