甦る悪夢

解説

幽霊屋敷を舞台にしたカナダ製のスプラッタ映画。家に取り付いた死霊が大工の姿を借りて現れ、家の壁が傷つくと大工の腕に血がにじむなど、大工が家そのものであったというアイデアが面白い一篇。

1988年製作／カナダ
原題：The Carpenter
配給：ヘラルド
劇場公開日：1990年6月8日

ストーリー

精神異常のアリス（リン・アダムス）が夫とともに移り住んだ家では、深夜もくもくと大工（ウィングス・ハウザー）が働いていた。彼はこの家とアリスを傷つける者に容赦なく、大工道具を駆使して報復する。彼はたったひとりでこの家を建てたものの、借金が返せず借金取りを次々と殺して死刑になった男であった。その死霊が家に取り付き、大工の姿を借りて現れたのだった。アリスの夫とその愛人が殺され、妹が傷ついたとき、アリスは大工に復讐する。