或る女熱帯へ行く

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解説

女に恵まれない熱帯のプランテーションに於ける白人(この映画の場合は旧ドイツ領カメルンに於けるドイツ人)の情熱の悩みを描くメロドラマの一つである。

1938年製作/ドイツ
原題:Eine Frau Kommit in die Tropen

ストーリー

西アフリカの農場主フリッツ・ホルは成功者の一人だが、妻ヘレーネは風土病で失明し、妹のアンナ、弟ハーバートとの四人暮らしである。ハーバートはハンブルグの大学に居た頃マリアンネ・カルステンと恋をしたが、彼女の母親に仲をさかれて此の地に来ているのだった。マリアンネが彼の後を追ってここへ来た時、ハーバートは商用を兼ね、彼女を求めて出発した後だった。マリアンネは農場近くで自動車の事故を起こし、農場監督のミラーに助けられた。弟の愛人である事を知らないフリッツは、彼女の美貌と青春に魅惑され、原住民の祭の晩に求愛した。事情を知っているミラーは憤慨して彼と争い、フリッツは傷ついて軽率を悔いた。息苦しい数日が経ってハーバートが帰って来て、盲目のヘレーネには、欧州の最新医術によって開眼の希みがあると伝える。フリッツは弟とマリアンネの仲を祝福しつつ、再び農場経営に専念し、二人はヘレーネを伴ってハンブルグへ出発した。

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