レ・ミゼラブル ジャン・バルジャンのレビュー・感想・評価

1933年製作とある。
古い映画ということだけれど、白黒のほうが昔の話、という感じがして味があるし、加工されて？いて見やすい。
この映画がかなり気に入った理由は、もともとのストーリーの持つ力、ということは勿論あるとは思うが、ジャン・バルジャン演じる役者に凄く惹きつけられたから。このアリ・ボールという人は凄くいい味をだしてるんじゃないだろうか。性悪、という感じは最後まで残ってるし、純朴、という感じもまたあり、綺麗すぎず分別くさくないところがいい。ジャン・バルジャン役が凄くナチュラルに演じられていると思う。ひきこまれた。

それにしても…レ・ミゼラブルって良い話だ、と改めて思った。
心がさっと洗われる映画。