クバーニ流域の人々

解説

古いロシアの伝統と慣習とを保っているコサックの家庭生活を、ある一家を通して描き出した作品。脚色アンナ・ヤン及びA・マコフスキイ、監督M・ウォロダルスキイ及びN・クラーシイ、撮影Y・ヴォフチェンコ。

ソ連
原題または英題:Kubantzwi

ストーリー

馬匹農場長が狙撃されるが犯人は分らぬ。胡桃の樹陰で連発銃の薬莢を拾った手柄により牧童ステポークは厩番に取立られ、得意になって大人並に煙草を吸ったりする。厩に火災が起る。大事に到らずして鎮火させられたが嫌疑は牧童にかかる。結局二つの犯人が敵方の廻し者の飼養技師と分るまでが筋の骨子で、これにオリガ(V・イワーシェワ)とオチェレート家の長男(B・ベズギン)との恋物語や爽快な競馬の挿話などがからまる。

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