キリストの一生

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解説

「カリガリ博士」「罪と罰(1923)」を監督したロベルト・ヴィーネ氏の監督したキリスト伝で「罪と罰(1923)」主演のモスコウ芸術座出身のグレゴリー・クマラ氏がキリストに扮し、「焔の裡の女」「喜びなき街」等出演のアスタ・ニールセンがマグダレンに扮し、「デセプション」「維納の夢」等出演のヘンニ・ポルテン嬢が聖母マリアに扮して主演するほか「カリガリ博士」「喜びなき街」等出演のヴェルナー・クラウス氏がローマの執政官を演じて居る。無声。

1923年製作/ドイツ
原題:Crown of Thorns I.N.R.I.

ストーリー

死刑囚がクリスマスの夕べ、幼かりし日の楽しい思い出を懐かしみ、自らペンを執ってキリストの一生を書き綴った--ナザレのイエスはローマの圧制に苦しめられて居たエルサレムへ向かった。途にイエスは諸々の奇蹟を現して病者を癒し死者を甦らせた。娼婦マグダラのマリアはイエスの恵に感化されて淨き女と成り、イエスの跡に従った。イスカリオテのユダはユダヤをローマの圧制から解放し様とする志士であったが、イエスを戴いて王位につこうとしてイエスに薦めてユダヤの王であることを宣言しようとしたがイエスはこれを聞入れなかった。民の失望は変じてイエスに対する反感と成りユダヤも高僧カヤパに誘惑されてイエスの在所をローマの兵士に告げた。イエスは捕縛され、十字架を負ってカルヴァリイの丘にある刑場へ、人々の罵声に送られて曳かれて行った。いよいよイエスが刑された時、彼は従容として人々の罪を自ら購い血をもって世の汚れを清めようと言って死に就いた。人々は我等神の姿を見たりと初めて悲しみに沈んだのであった--死刑囚も悔悟して心臓破裂によって平和な死を遂げたのである。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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