魔の宮殿

解説

「小天使」「五紳士」等に監督並出演したルイツ・モラー氏がアルフレッド・ヴェルクール氏と共に原作脚色並監督したアラビア挿話である。主役はレックス・イングラム氏作品「アラブ」に出演したフロリカ・アレキサンドレスコ嬢と「狼の奇蹟」等出演のガストン・モド氏でアンリ・ロラン、サン・ジョルジョ氏及びマルト・ヴィノー嬢等助演。無声。

1922年製作/フランス
原題:The Blood of Allah Le Sang d'Allah

ストーリー

婦人尊重の欧州文明に兜を脱いだヘンリーは友人ジャックと共に休暇を利用して一夫多妻の回教国に旅行した。そうしてヤスミナという美女が殺されようとするのを救った。ヤスミナは酋長アーメド・アブド・エル・カレムの愛妾の一人で他に愛人を作った罪で処刑される筈であった。ヤスミナを伴って天幕に帰ったヘンリーは夜サルタンの臣の襲撃を受け捕らえられて宮殿で死刑に処せられる所へヤスミナが飛び込んで来て助命を願ったが赦されず二人共殺される事になった。ジャックはヘンリーを救おうと苦心したがヤスミナが自殺して罪をアラーに謝したのでヘンリーは赦され、女尊国の故郷に懐かしい友に援けられて帰った。

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