母性の秘密

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解説

フランス映画界に於てその風格と才能とにより中堅をなす監督ジャン・シュウの作品で、脚本もシュウ自らがロラン・ヴィヌィユと協作書卸したものである。主なる出演者は「外人部隊(1933)」のフランソワーズ・ロゼー、確実な演技を持つテレーズ・レーニエ、新人のエラ・ミュレルの三人であるが、それに助けて舞台の俳優グージェ、「トト」のフェリックス・ウーダール、アンリ・プレール、等が出演している。撮影は「商船テナシチー」に参与したクリスチアン・マトラ。音楽は「ドン・キホーテ(1933)」と同じく名作曲家ジャック・イベール等である。

1935年製作/フランス
原題:Maternite

ストーリー

フランスの東南サヴォア州にあるアンヌシーの村に生れた百姓娘のマルトは、或る夏の日、川に沐浴したところを、通りかかった他国の男に操を破られた。彼女はその後この男を探し農場をやめ、仕事を変えて訪ね回ったが、男は既に村を去ってその行方は知れなかった。十月が来て、ヴェイリエの山の陰陽師が彼女にやがて生れるべき子供は美しく成長する。誰かがそれをお前から奪おうとする、その時に息子の幸福のためお前は身を隠すーーと予言する。貧しいマルトは生れた子供を抱えて、辛い生活の道を歩み、仕事を求めるために子供を人に預けた。パリでデュシュマン家の女中になってから彼女は子供を己が傍に引取った。ところが、この子供のジャンが大きく可愛くなったとき子供のないデュシュマン夫妻はいたくジャンを可愛がった。そしてジャンを金を惜しまずに育てあげる。これを見て、マルトは子供の将来のために身を犠牲にし、ジャンをデュシュマン夫妻に預けたまま身を隠す。それから年月が経って、マルトは今は老婆となりアンヌシーの村に帰って来ている。偶然この村にヴェイリエの山の上に索道を建設に来た青年技師ジャン・デュシュマンの自動車が、このマルトを轢き倒す。マルトは病院に担ぎ込まれた。デュシュマン夫人はマルトを認めてジャンのおらぬ時、彼女に己れがジャンを愛していることを説き、彼の未来の幸福のために、真実を打ち開けないでくれるようにと切願する。マルトはそれを聞き入れて黙っていた。だが、ジャンに自ずからなる肉親の情が湧きたって来た。けれどマルトはそれに、妾には昔し一人の息子がいたが、それを失った、と答えた。そして彼に、母さんと呼びながら接吻して貰うことによって淡く己れの心を慰めた。

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