攻防五年ベルダン城

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解説

仏独両政府の活動写真班が撮影した世界大戦の実写を、当時の正確な軍事記録に従って編集した映画である。編集には陸軍大差のM・E・ブュホー氏が当たった。(無声)

フランス
原題:Verdun

ストーリー

ドイツ軍の大本営に於いてはヴェルダン攻撃の可否が論議されている。ヒンデンブルグ将軍の大反対は遂に遠くに退けられて、攻撃の命令は下り、1916年2月21日午前7時15分を期してドイツ軍二千の砲門は一斉に火蓋を切った。朝に一城を略し、夕に一塞を抜き、ドイツ軍は潮の如くヴェルダン城に押し寄せる。フランス軍の死守。そして慌ただしく居所を立退く避難民の群。フランス軍側では後続部隊は相次いで前線にと送られ、四千台のトラックは人と軍需品とを絶え間なく戦地に運んだ。ドイツ軍はフランス軍の主力を分たんとして方向を変える。この時、海上には潜航艇が出没し、空中には飛行隊の活躍めざましく、その中には、フランス飛行隊の勇士ギイヌメルがドイツ機五十三機を射落した後に遂に悲壮の戦死を遂げるくだりも含まれている。が、フランス軍の守備よく固く、ドイツ軍は遂にヴェルダンを陥し得ずして撃退させられた。斯くて地に平和の曙光はようやく輝き始めたのである。

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