コリブリ

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解説

昨年の夏創立されたヴェスティ社の第一回発売映画で、パウル・フランク氏の同じ名の小説に基きフランツ・ローヒ氏が脚色し、ヴィクトル・ヤンソン氏が監督の任に当った。主役は「花嫁人形」「舞踊の花形」等で知られているオッシ・オスヴァルダ嬢で、監督のヤンソン氏やブルーノ・カストナー氏等が相手役を勤めている。無声。

1924年製作/ドイツ
原題:Colibri

ストーリー

孤児のコリブリはスリのボディーに親切に育てられて美しい乙女と成った。ボディーはパーシー・パリモアーと云う老紳士の懐中物を盗もうとして捕えられ、コリブリも共犯者として引立てられようとしたが、パーシーは彼女を憫れんで引取る事にした。パーシーの息子レジノールドは化学の研究をしていたが、コリブリの美しい姿に想いを寄せ、前に親しくしていたマッジ嬢を顧みなくなった。出獄したボディーはコリブリを訪ねて来てマッジ嬢の金入れを盗んだが、その嫌疑はコリブリに掛けられた。コリブリはその夜危険を冒してその金入れを質屋の爺から取返して来たが、翌朝コリブリの室からそれを発見した女中は早速その由を注進した。レジノールドの新発明の書類も失われたので、皆はコリブリを疑って終った。コリブリは絶望して豪雨の夜を戸外に逃れ、トマセルリのサーカスに身を寄せる。コリブリは追跡の人々に捕えられたが、逃れて汽車に飛乗ったが、その汽車中でコリブリは書類を盗んだ東洋人に逢った。その書類を狙うロシア人と東洋人が争う隙にコリブリは書類を奪って汽車を飛び降り、レジノールドにそれを返して身の潔白を証し、やがて彼との恋も許されたのであった。

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