奇行姫

解説

「夢の理想境」と同じくヘンニ・ポルテン嬢の主演、ルドルフ・ビーブラッハ氏の監督に成った喜劇である。無声。

1920年製作/ドイツ
原題または英題:The Princess of Neutralia

ストーリー

大金持のヨー・ファンデルゴールの娘エセルは誰が求婚をして来ても肘鉄砲を喰らわして居たが、結婚を拒絶された百八十名の者が倶楽部を組織して団体の力で彼女に復讐をする事にし喜劇役者ディック・ロビンスンと云う男を雇ってセーンガルの貴族に化けさせ、公爵と称して之をエセルに引き合わせた。ディックは下から行かず上から大きく出て、エセルの嫌がる様な事をやって彼女の意表に出でた為、却ってエセルに注意され好かれる様に成ってしまった。ディックが貴族では無くて役者だと云う事が判ってからも彼女はディックと結婚しようと決心し、父を破産した様に見せかけ旅役者と成ってディックの興行先へ出掛けて行った。ディックは良く自分の身分を弁えた感心な男であったが、遂に騙されて彼女と結婚し、大金持の婿と成る。

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