海底の宝庫

解説

ウーファ社オボトリット映画の紹介映画で、フリードリッヒ・シール氏の原作を、ハンス・ウェルクマイスター氏が監督した活劇で、カール・デ・フォークト氏とクラーレ・ロットー嬢の共演である。(無声、全二篇)

1921年製作/ドイツ
原題:The Treasure House Under the Lake

ストーリー

ビル・ジャクスンは金剛石採鉱場に働いて稀代の名玉を手に入れて帰国し、一度盗まれたその金剛石を再び取リ戻して所蔵したが、オーブリエンという金剛石商人は如何にもしてこれを手に入れようとして、妹のアニーに命じて盗み取らしめ偽物と取り換える。ヒギンス教授という悪漢団の首領もビルの金剛石を盗もうとして部下の者はビルの家に忍び入り盗み出す。モートンという悪人もやはりこれを手に入れんとし、ヒギンスは同時にアニーを湖底にある巣窟に連れ帰る。探偵ハリー・ウィルズはこれよりビルの金剛石を取り戻し、かつアニーを助け出そうと出発する。これから空に陸に水上に大活劇の幕が開かれる。

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