真夜中の恐怖

劇場公開日:

解説

片田舎の小さな村を舞台に、猟奇的な連続殺人事件にまき込まれる女性の悲劇を描くサスペンス。製作はザビエル・デ・アーメット、監督はジャン・A・バルデム、脚本はサンチャゴ・モンカダ、撮影はジュリオ・レビック、音楽はワルド・デ・ロス・リオスが各々担当。出演はジーン・セバーグ、マリソル、バリー・ストークスほか。

1973年製作/スペイン
原題:The Corruption of Chris Miller La Corrupcion de Chris Miller
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1976年6月5日

ストーリー

ファッション・デザイナーのルース(G・セバーグ)と若く美しい従妹クリス(マリソル)の家の周辺で、ここ二年間に五件以上の強盗殺人事件が発生していた。ある日、女二人だけの館に、バーニー(B・ストークス)という若い旅人が住み込むようになった。ルースはバーニーとベッドを共にしたりしたが、クリスは彼に近づかなかった。しかし、日が経つにつれて次第に好感をもつようになった。ある夜、ルースはクリスに地下室にあるキャンパスを取ってくるようにいった。そのとき雨が降りだした。神経質なクリスは悲鳴をあげ、周りの物を手当り次第に投げつけた。バーニーは急いで地下室に降りクリスを助けようとするが、クリスは彼を見て更に逆情するのだった。それが原因でバーニーは家を飛び出した。翌朝、TVでバーニーが兇悪殺人犯として全国指令手配されていることを知りふるえ上った。その夜、バーニーが地下室の窓ガラスを破って侵入してきた。二人は物音に気づき、バーニーにナイフをふりかざした。バーニーの死体を工事中の道路に埋め、完全犯罪を企んだ。しかし、死体についた豆が芽を出し、それがもとで死体が発覚してしまった。

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