「凄く」オルフェ(1950) トミーさんの映画レビュー(感想・評価)
Gustavさんのコメント
2023年10月16日
トミーさんへ
成瀬作品含め古い日本映画は、VODのYou○○○○で観られます。画質の良いものが少ないですが、色々探していくと見つかると思います。映画館に絞ると東京在住で無いと難しいのではないでしょうか。
Gustavさんのコメント
2023年10月16日
トミーさん、コメントありがとうございます。
ヘルツォークについては全く無知ですが、成瀬巳喜男作品は幾つか観ています。小津、溝口、黒澤、木下、成瀬が私の最も尊敬する日本の監督です。「妻よ薔薇のやうに」「おかあさん」「稲妻」「あにいもうと」「浮雲」「鰯雲」が好きですね。現時点で一番のお薦めは「あにいもうと」です。
Gustavさんのコメント
2023年10月16日
トミーさん、共感とコメントありがとうございます。
文学コンプレックスの私は、文学の詩は難解でも映画の詩的な表現には感動してしまいます。本来映像の特徴である具象化と詩の精神世界は乖離するもので、作家の独りよがりに陥り易く、詩人の映画監督が意外と少ないのは当然かも知れません。それ故貴重で、「鏡」のタルコフスキーや「赤い風船」のラモリスなどを“映画の詩人”と称してしまいます。日本では寺山修司さんが一人有名ですが、戦前の田坂具隆監督の「路傍の石」や戦中の稲垣浩監督の「無法松の一生」には日本的な詩情を感じました。現代の理詰めの社会では詩的表現は難しく、またファンタジーに取って代わられましたね。