レーザーライフル

劇場公開日:

解説

K・H・ギュンターの原作をミハエル・プレガーが脚色・監督したスパイ・アクション。撮影はエルンスト・ヴィルト、音楽はフランチェスコ・デ・マーシ。出演はヘルムート・ランゲ、バーバラ・ラス、ディック・パーマーほか。製作はハンス・ユルゲン・ポーランド。イーストマンカラー、フランスコープ。

1966年製作/西ドイツ・イタリア合作
原題:Adventure of A Secret Agent
配給:NCC
劇場公開日:1967年5月20日

ストーリー

ドイツの秘密諜報部員ジョン・クリム(H・ランゲ)は、最近開発された“レーザーライフル”という新兵器を盗んだギャング団を追跡するためアメリカへ渡った。この新兵器はアフリカ大革命の武器として流れる可能性があった。すでに仲間のコーモラン(D・パルマー)が駐在していたが、彼の行動は不審にみちていたから、それを釈明する意味でも、ジョンの仕事は重要であった。彼は仲間のパーシーと連絡をとりながら、先ずギャング団と関係があると疑われるコーモランを彼らから離して“レーザーライフル”を取り戻す指令を受けた。パーシーがいるというラスベガスへ来たジョンは、身許不明の女タマラ(B・ラス)に会った。そして最後にパーシーを見かけたというボートを見せてもらった。折からコーモランが通りかかった。ジョンは彼に激しくつめよるのだったが、撃たれて水中に転落してしまった。危機を脱したジョンは謎の女タマラが教えるネバダ砂漠へコーモランに会いに行った。そこで初めてコーモランは“レーザーライフル”奪回のためにギャング団とわたりをつけているのだと説明した。そんな時ジョンは“パーシーに会いたければサンセットストリップへ行け”という電報を受け取った。そこでジョンが見たのはパーシーの葬儀であった。その上ギャング団に襲撃された。彼を救ったのはタマラである。彼女はネバダの核研究所のために働く情報員であったのだ。一方“レーザーライフル”は革命軍に売り渡され、空港への道を急いでいた。ジョンとコーモランはそれを追い、邪魔しようとするギャング団と激しい格闘の末“レーザーライフル”奪回に成功した。

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